ヤフオク仕入れって違法なの?

マネー活動

え??ヤフオクやフリマアプリでの仕入れは違法!??

ヤフオクやフリマアプリで安い商品の仕入れをして転売物販をしたら、コツコツ利益出せるんじゃない?と思った方は要注意です!

この記事は、中古仕入れ物販したい方、ヤフオク仕入れやフリマアプリ仕入れで転売物販をしたい方にとって、とても重要な内容になっておりますのでご覧ください。

スポンサーリンク

そもそも「ヤフオク」って?

ヤフオクとは、1999年に「Yahoo!オークション」の名称でサービスが始まった日本最大級のネットオークションです。個人間で簡単に商品の売買が出来ることで長年愛され続けている日本オークション界の老舗です。

最近ではスマホで簡単に操作が出来るアプリが登場して、さらに利用しやすくなっています☆買う側(購入者)は基本的には手数料無料で利用出来ます(商品代金+送料負担のみ)ので、気軽にネットショッピングをする感覚で購入することが出来ます☆

今までですとヤフオクやフリマアプリで仕入れをして、発送はポスト投函や自宅集荷サービスなどを利用すれば、ほぼ在宅で作業を完結することが出来たので、本業が忙しく限られた時間しかない方や、子育てや介護などで外に働きに出ることが難しい方などにも人気の中古転売方法でした。

そう、「でした。」なんですよね、この仕入れ方法、、、。

残念ながら、現在はこちらの仕入れ方法は古物営業法違反になってしまっているので気をつけましょう☆

正確には、以前から合法なのか違法なのかが「あやふや」だったこちらの仕入れ方法が、あらためて「実質違法ですよ」という警視庁の見解を示した記事が出て業界に激震が走ったということなのですが、、、。

ごぼてん知らなかったので、危うく大量に仕入れてしまうところでしたよ(;^_^A

では、いったい「どういう部分が違法」なのか?

ヤフオク仕入れと古物営業法違反

違法だと言われても、いったい何が「違法」なのか?

古物物販を行う上での基本的な大原則として、個人で(古物商許可証を取得せずに)仕入れをして販売した場合には、もちろん「無許可営業」にあたりますので違法です。ですので、営利目的で仕入れを行う場合には必ず「古物商許可証」が必須です。

今回問題になっているのは、ここから(古物商許可証を取得してから)先のお話になります。

今までですと古物商許可証を取得して商品を仕入れる場合に、1万円以上の商品を仕入れる場合には、非対面取引時において「売主の本人確認が必要」でしたが、1万円未満の商品の場合は特定のジャンル(書籍、ゲームソフト、CD・DVD)を除いた商品であれば「売主の本人確認が不要」とされてきたのです。ですので、「特定ジャンル以外の商品で1万円未満の商品であればヤフオクで仕入れをしてもOKだよね☆」という業界内での暗黙のルールだったのです。

しかし今回発表された警視庁見解においては、「自治体の条例で未成年から買い受けてはならないため、未成年の場合、保護者の同意があるかの確認が必要」との考えが明確に記事として示されたというわけです。

簡単にまとめると、、、古物商許可証を取得して仕入れをしても良いけど、非対面取引(ヤフオクやフリマアプリの仕入れは非対面)の場合には1万円以上の商品を仕入れる場合には「売主の本人確認」が必要。1万円以下の商品であっても自治体条例において「未成年かどうかの確認」が必要なので確認が必須ですよ。確認できない取引は実質的に「古物営業法違反」ですよ。という方針が明確に示されたということです。

今までは暗黙のルールとしてOKであったはずの仕入れ方法が「違法」になってしまったので、業界内はざわついております(;^ω^)

個人の不用品を販売してますよ~の形でこっそり売れば良いじゃん☆と思ったそこのあなた、捕まっちゃうので辞めましょう。実際令和2年に古物営業法違反で検挙された件数は20件に登っております。そのうちの「身分確認」が4件ですので、、、。まさか自分は大丈夫とは思わないほうが良いでしょう。

じゃあいったい、何処から仕入れをするの?

じゃあいったい何処から仕入れをしたら良いの?ってことですよね。

古物市場からの仕入れ

一番合法で王道なのは「古物市場」からの仕入れになります。古物市場とは、古物商許可証を持った業者同士が商品を売買する市場のことです。一般の方は基本的には参加することが出来ません。古物商許可証を持った業者のみが利用出来る場所になります。売り人と買い人が対面で「せり」で取引を行いますので、古物営業法のルールをしっかりと守って仕入れをする事が出来ます。

関係者の紹介がないと参加することが出来なかったり、専門用語が飛び交うなど、初心者へのハードルは高めのイメージではありますが、上手く立ち回って参加することが出来れば、市価と比べて破格の値段で大量に仕入れを行うことが出来るので魅力的な仕入れルートと言えるでしょう☆

ebayからの仕入れ

ebayとはヤフオクの海外版を思ってもらえると分かりやすいかと思います。

ebayからの仕入れは海外からの仕入れという形になりますので、古物営業法違反には当たりません。古物営業法は「国内での仕入れ」に対する法律なので、今の段階ではOKな仕入れ方法となります。

国内の仲介業者を通じて仕入れを行った場合には古物営業法の範囲内になり規制対象になりますのでご注意ください。あくまでも海外の売り手から直接仕入れを行った場合のみ古物営業法規制の対象外となります。

現在(2021.10)時点での状態ですので、今後規制が進むと海外仕入れも規制対象になる可能性がありますので、常に最新情報をチェックしておく必要があります。

今のところ、上記2か所が一番安全で違反にならずに商いが出来る方法になります。いずれにしても、古物を扱う時点で「古物商許可証」は必須ですので、まだ取得していない方は、まずは古物商許可証の取得から進めていくことをオススメいたします☆

タイトルとURLをコピーしました