年金も退職金もあてにならない、、、将来も不安だしどうしたら、、、。
そう思っている方も多いですよね、、、。
将来の不安を消す方法のひとつ
「収入の柱を増やす」ことは、とても大切なことです。
今日は、収入の柱のひとつのアイデアである「積立NISA」について深掘りします。
- 積立NISAとは?
- 積立NISAのメリット2つ
- 積立NISAの本当のリターン額とは?
積立NISAとは?
積立NISAとは、2018年から2042年まで運用できる少額投資非課税制度です。
1人最大年間40万円(毎月3万3333円)まで投資ができて、投資で得た利益が非課税になります。運用できる期間は最長20年間です。
簡単なイメージとしては20年間非課税で運用出来る口座(玉手箱)を2021年~2042年まで22回購入することが出来るということです。
1年間で投資出来る最大投資額は、ひとり年間40万円までで、翌年への繰越などが出来ません。また、積立NISAを利用できるのは、日本に在住の20歳以上の方が対象です。
仮に、2021年から2042年まで年間40万円運用した場合、総額880万円積立が可能で、利益が発生しても税金がかからないということですね☆
国による国民への長期の資産形成を促し、投資経験のない方にも投資の一歩を踏み出してもらうことを目的としている制度ということもあり、一般の投資特定口座よりも税金面でかなり優遇された口座ですので、長期的に資産運用を計画している方にはおすすめです。
積立NISAのメリット2つ
積立NISAには、主に2つのメリットがあります。
<積立NISAのメリット2つ>
①年間40万円、20年間「非課税」で運用出来る
②投資商品が厳選されている
①年間40万円、20年間「非課税」で運用出来る
一般的な投資の利益には、約20%の税金がかかりますが、積立NISAの場合には税金がかかりません。これだけでもかなりお得なのに、さらに22年間も運用できるなんて、、、。
仮に、投資の利益で100万円が発生した場合、通常ですと20万円分は税金として支払わなければならないのですが、積立NISAの場合は100万円丸ごと利益としていただけるということです。
長期でコツコツと積立をしていきたい方にとって、税金がかからないという点は最大のメリットです。積立NISAを上手に利用して、資産形成をしていきたいですね☆
②投資商品が厳選されている
積立NISAの対象となる投資商品は、国によって厳しく厳選された優秀な投資信託170銘柄程度にまで「厳選」されていますので、初心者にも分かりやすい商品が多いことが特徴です。低コストでシンプルな銘柄が多く、投資信託銘柄ですので「分散投資」がしやすく、リスク管理がしやすいことも特徴のひとつです。
積立NISAの本当のリターン額とは?
やっぱり気になるのは、実際どれだけ増えるの?ってところですよね!
じゃあ実際にシュミレーションしてみましょう☆
例えば、毎月3万3333円を1年間積み立てると、40万9291円になります。この積立を残りの19年間は放置することになりますので。年率5%で計算すると、、、
40万9291円に1.05(年率5%)を19回かけると、、、
20年後には、40万9291円が103万4258円になります!
なんと、2021年に40万9291円で積み立てた「玉手箱」は2040年には103万4258円に増えていて、しかも非課税で受け取れるということです。
つまり、毎年40万円積立NISAで運用をスタートすれば、2040年から毎年103万円受け取れる。しかも受け取れる年数が最長22年続くということです。
毎年103万円、、、これは大きいですよね!夫婦で2枠積立していけば、単純に倍額の206万円、、、年間200万以上を22年間受け取れるなんて素晴らしいですね!
2021年に40歳の夫婦が積立NISAをはじめたら、2040年の60歳から毎年206万円受け取れる。しかも72歳まで継続的に受け取れるのです。年齢を入れてシュミレーションすると、、、すごくリアルですね(笑)
これで「老後資金2000万円問題」は簡単に解決できてしまいますよね☆
さらに、
年率7%で計算すると、40万円→149万円
年率8%で計算すると、40万円→179万円 になります。
夢は膨らみますね☆
投資ですので「絶対」はありませんが、将来への「収入の柱」の選択肢として積立NISAを始めてみるのも良いのではと思います。